けも遠足日記

歩いたり勉強したりを記録していきたいです。

1/29 さわやかウォーキング@函南

こんにちは。ほべとと申します。

 

1/29、JR函南駅からのさわやかウォーキングに参加です。

昨日、牧場物語ワンダフルライフをやりすぎたためやや寝不足です。こたつで寝てたので体痛い。

しかし! 実は私がウォーキングに参加しているのは、ある目標へのトレーニングのためでもあり、その次の遠征の予定が立ったことで、やる気マンマンちゃんです。

 

時間帯 9時30分〜12時

気温 3〜6℃

 

【装備】

速乾インナー(長袖)

フリース上着

レインウェア(上のみ。防水と防風の兼用)

トレッキングパンツ

靴下(薄手、厚手の2枚重ね)

ウォーキングシューズ

 

快晴です!

函南町は、お仕事でいつも走り回っています。牛農家さんが多いイメージ。でも今日は牛の方にはいきません。冷川に沿った街を見下ろしながら歩きます。

駅から出て割とすぐに、最初の見所が。

北条宗時の墓かもしれないと伝えられている墓。

鎌倉殿の13人、ちゃんと見ておけばよかったなぁ。片岡さんが演じていた、主人公のお兄さんだそうです。序盤に亡くなっている。

石橋山の合戦で敗走の途中、狩野茂光と共に、他の人達と別行動をして、その際に二人共討ち取られたとのこと。「早川」で討ち取られたと記録には残っていますが、ルート的に「早川」は「冷川」の誤記なのではないか、冷川の近くにそれらしい二人分の立派な墓があるし……という感じらしいです。

そこから橋を渡り、山に沿って2kmほど歩きます。

遠く見える陸橋は、伊豆縦貫道ですね。あのすぐ近くまで行くようです。

街へ降りてきて、天地神社へ。

でっ……かいクスノキ! トトロいそう。

祀られているのは天津彦彦火瓊瓊杵命(あまつひこひこほのににぎのみこと)。富士宮浅間大社に祀られていた、木花咲耶姫の旦那さんですね。

三種の神器を携えて、高天原から大地に降り立った、稲作の神様。日本神話では、ニニギノミコトコノハナサクヤヒメの子孫が天皇家に繋がるともされています。

隣接している公園の遊具がなかなかパンキッシュで気に入りました。秘密基地みたい。

そして、少しだけ歩くと、平井不動尊

ひっそりと立つお不動様でした。岩肌からの湧き水が、パイプを通って下に落ちていきます。静かで良い。寒くなければ、ずっとここでぼーっとしていたい。

五大明王の中心、明王の中の明王であり、怖い顔をしているお不動様のご真言(中呪)は、

「のうまく さんまんだ ばさらだん せんだんまかろしゃだ そはたや うんたらた かんまん」

なのですが、「うんたらた」で急にワルツになってしまうのがちょっと可愛くて好きです。

 

先に進もうと歩いていると

スイセンの季節ですね。華やかな香り、星型の花。ニラに似た葉っぱ。大好きです。

そして、有毒物質リコリンの持ち主です。花のない時期にニラやノビルと間違えて食べる中毒事例が昨年も多数ありました。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/770370

https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/shoku/syokuei/shokucyudokuinfo/suisen.html

https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=45470

リコリスの異名を持つヒガンバナ属が有する毒ですね。あまり詳しくないのですが、リコリス・リコイルのアイキャッチヒガンバナを口に咥えているイラストが使われて、真似しないようにと注意喚起が盛り上がってました。

 

さて、柿渋川の堤防に出ました。日当たりのいい道を、のんびり歩いていきます。

季節になれば桜並木がきれいだろうな。せせらぎの音が気持ちいい。このぽかぽかの土手で日がな1日寝っ転がっていたい。そう思ってたら、土手で絵手紙を描いていらっしゃるご婦人の姿があってほっこりしました。

菜の花も咲きだして、春は遠くないですもんね。

 

にこにこしながら歩いて、ふと川の反対側を見ると

???

春は遠くないとはいえ、もう変態が沸いているのかと思った。マネキンでした。びっくりした。

あれには小鳥たちも驚くでしょう。カカシ恐るべし。

 

川からそれて、柏谷公園へ。スポーツ公園となっていますが、弥生時代の遺跡である、柏谷横穴群を含んでいます。

墓地だったそうです。奥から詰めていって、最後の方の新しい遺体は火葬されていたとか。葬送の方法が変わっていった様子がわかるそうです。

穴の前のスペースでは、土器などが出土していて、穴に遺体を収める前に、お葬式を行っていたことがわかったらしい。

弥生時代って……すごいな……邪馬台国の時代だもんな……

ネアンデルタール人が葬儀をしていた話は聞いたことがありましたが、もっと身近なところでそういう、死に対する概念が完成していたことを感じるのって、不思議な気持ちです。

公園を出て、六萬部寺へ向かいます。日蓮宗のお寺ですね。日蓮宗のお寺が多い気がするのは、やはり鎌倉時代の色々が関係してるんでしょうか。わからんけど。

源頼朝が、父祖の哀悼と源氏の再興を祈願して、法華経六萬部を埋納したという経塚。元々は円墳だったものを利用したと言われています。信心深いような、罰当たりなような……いや、頼朝さんにしてみたら、昔の人より今のことだもんな。うん。

最後に、正福山慶音寺に立寄ります。そのあと、伊豆箱根鉄道伊豆仁田駅に向かえばゴールです。

そう、この辺の地名、仁田って言うんですよね。そして、鎌倉殿の13人に、仁田忠常という伊豆の武士が出てきます。確かとても可哀想な役回りの人だったと思います。仁田忠常さんのお墓は、この慶音寺にあるようです。

そして、ここからすぐの、伊豆仁田駅でゴール。

気温は低くても日当たりはよくて、いつもお仕事で走り回っている地域とはまた別の、函南町の色んなところを見られました。楽しかったー!

 

来週は、遠出の予定が入ってしまったのでたぶんお休み。

その分リングフィットでもやって、本番に備えたいと思います!