けも遠足日記

歩いたり勉強したりを記録していきたいです。

2/19 さわやかウォーキング@富士川

こんにちは、ほべとと申します。

 

先日、とある資格の国家試験が終わりましたね。

後輩の受験生の皆様、お疲れ様でした。

自己採点良かった人も悪かった人も、ひとまずゆっくり休んで遊んでください。

特に臨床行く人なんか、今しかゆっくり遊べないかもしれないからね! 

同じ業界で働けることを、心待ちにしています。

 

さて、国試についてはまた改めてお話するとして、

久しぶりに、富士川駅からのさわやかウォーキングに参加です。

来週は遠征本番なので、気合入ります。

 

時間帯 9時00分〜13時30分

気温 13〜15℃

天気 雨(0〜2mm)、強風


【装備】

速乾インナー(半袖)

フリース上着

レインウェア(上のみ)

トレッキングパンツ

靴下(薄手、厚手の2枚重ね)

ウォーキングシューズ

 

温かいのですが、風がちょっとした台風みたいに強いです。

フードが何度も飛ばされます。

降水量自体は多くないのですが、風で飛ばされてきた大粒の水滴が勢いよく当たってくる感じ。

 

富士川駅の東口からスタート。工場の脇を通ります。

なんかもうね、工場ってワクワクしちゃう。

よくわかんないハシゴとかパイプとか、蒸気とか錆とか。心の中のスチームパンクな部分が揺さぶられます。

 

歩いてすぐに、富士川の河川敷の公園に出ました。

新幹線のすぐそばから、

水道橋、

JR東海道線の下をくぐります。

晴れてれば、この川の向こうに常に富士山を眺めながら歩けたのでしょうが……それはまた来るときの楽しみにします。

鉄橋ってこんなにスカスカなんですね。意識しちゃうと怖くて電車に乗れなくなりそうなので、知らなかったことにします。

その先の、旧国道をくぐる際、堰みたいな場所がありました。後から調べたところ、四ヶ郷頭首工というらしい。農業用水を取水するためのものだそうです。上流と下流で、水の量が全然違います。

これ、コンクリの橋やこの堰がなかった時代、渡るのとても大変だったのでは……木造の橋とかすぐ流されそうだし……

 

更に東名高速道路をくぐると、道の駅「富士川楽座」があります。富士川SAに併設されていて、お土産や農産物の販売所の他に、お食事処、カフェ、お子さん向けの遊び場やプラネタリウムもあります。

フードコートに、「麺屋 厨(くりや)」の看板を見つけました。鶏そば専門店で、らーめん大好きな同僚のおすすめです。ただ、同僚のおすすめが「しっ鶏」らーめんだったか「うっ鶏」らーめんだったか忘れたので、富士川楽座限定らーめんを食べました。細麺で鰹節がかかっていて、さっぱり食べられる感じで美味しい。

うーん、眺めがいい! 晴れてれば最高!

 

東名の富士川SA、好きなんです。特に夜、東京方面に向かうの。ライトアップされた観覧車を通り過ぎると、下り坂になっていて、富士市の夜景が一望できるんです。

観覧車に乗る予定は一生ないけどね。

 

ご飯食べてお土産色々見て、たっぷり一時間過ごしてしまったので、そろそろ出発します。

 

旧小休本陣「常盤家住宅主屋」

ここは、東海道の宿場町の中間地点にあります。

先程の堰の上下の水量を見てもわかるように、富士川は元々急流だったそうです。富士川のほとりまで来て、増水して川が渡れなかった場合、約5km離れた蒲原宿まで戻らなければならなかったとのこと。

そこで、富士川の近くにこのような休憩所を設けていたそうです。

「本陣」というだけあって、参勤交代の大名など、位の高い人ももてなしたとのこと。奥の方に、床と天井が高く作ってある部屋がありました。

その隣の箪笥部屋は天井が低く、梁がとても太く作られています。曰く、ならず者が切り込みに来た場合、その部屋に逃げ込めば、刀を振りかぶることができないとのこと。確かに、刀を勢いよく振り下ろそうとすると太い梁に食い込んで抜けなくなり、不届者の胴体ががら空きになりますね。

 

そして、すぐ近くの八坂神社へ。

祀られているのは須佐之男命。

この地域の船は富士山の材木を使って作っており、そのお礼と安全祈願のために、12年に一度鳥居を富士山の頂上に奉納する「岩淵鳥居講」が行われる神社です。富士山信仰を残す行事として、富士市無形民俗文化財に指定されています。

富士登山を、これ抱えて決行……?

何kgあるんだろう、すごすぎる……

 

そして近くの新豊院へ。

この門の左右の小さい扉は薬医門と呼ばれて、夜間に門を閉めていても医師が出入りできるつくりだそう。

広くて綺麗な、曹洞宗のお寺です。

 

お参りをしたあと、少し歩くと

一里塚。東海道の目印です。

一里は約4kmということなので、トコトコ歩いて1時間ほどかな?

1時間おきにこの塚があれば、迷子にはなりにくいですね。

さらに少し歩くと、

富士川民俗資料館になっている、稲葉家住宅がありました。一山越えたところから移築したらしい。

中には農機具や漁具がたくさん展示されていました。ココロワちゃんの脱穀機もあった。

富士市は今も製紙の町ですが、昔から和紙が作られていたそうです。紙漉き用の舟や、漉き板がありました。今は富士市で手すき和紙を作る人はいないそうですが……

紙漉きって素敵です。職人さんのあの動き、ずっと見ていられる。ずっと残って欲しい文化です。

 

そして、曹洞宗の宗清字へ。

笠をかぶったお地蔵様がいました。お参りをして、すぐ脇には、天井の釣瓶にかかった大きな数珠があります。ゆっくり回すと、数珠玉の当たる木の音がコトコトと気持ちいい。

お寺の周りのお墓を抜けると、富士川梅園がありました。

いやもう、好き。

桜の花の、「私、か弱く散りますが!」って感じの儚い花も大好きなんですが、梅の花ってころんと丸くて可愛らしい。そして香りが良い。

「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」と道真公が懐かしむ気持ちもわかります。

 

そして、梅には毒があります。

青酸配糖体、アミグダリンです。種には特に多いので注意。

種以外の場所、実や葉や樹皮などにもありますが、実が熟したり加工したりすると減っていくので、基本的には青梅まるかじりしなければ大丈夫です。

青酸配糖体の語呂は

 

生産した余りなのに、琵琶湖にはうめえもんあんなぁと網手繰る

 

青酸配糖体 アマ→リナマリン、 ビワ、ウメ、モモ、アンズ→アミグダリン

 

生産(青酸配糖体)した余(アマ)りな(リナマリン)のに、琵琶湖(ビワ)にはうめ(ウメ)えもん(モモ)あん(アンズ)なぁと網手繰る(アミグダリン)

 

アミグダリンは、割とよく食べる果物に多いので、覚えやすい。

 

どうでもいい話なんですが、「すもももももももものうち」って小学校の国語の教科書に乗ってたんですが、すもも(=プラム)は梅の仲間だそうです。ずっと教科書に騙されてた。もうごんぎつねしか信じません。

 

遠くから見ると、梅園の鮮やかさがよくわかりました。

春ですね。

 

そして、富士川駅の西口に戻ってゴール!

富士山がみえなかったのは残念ですが、綺麗な梅も見られたし、旧東海道の文化に触れることができました。

 

来週は遠征本番なので、さわやかウォーキングはお休み。

アップもしたし、楽しみです!!

 

春はここまで来ています!

1/29 さわやかウォーキング@函南

こんにちは。ほべとと申します。

 

1/29、JR函南駅からのさわやかウォーキングに参加です。

昨日、牧場物語ワンダフルライフをやりすぎたためやや寝不足です。こたつで寝てたので体痛い。

しかし! 実は私がウォーキングに参加しているのは、ある目標へのトレーニングのためでもあり、その次の遠征の予定が立ったことで、やる気マンマンちゃんです。

 

時間帯 9時30分〜12時

気温 3〜6℃

 

【装備】

速乾インナー(長袖)

フリース上着

レインウェア(上のみ。防水と防風の兼用)

トレッキングパンツ

靴下(薄手、厚手の2枚重ね)

ウォーキングシューズ

 

快晴です!

函南町は、お仕事でいつも走り回っています。牛農家さんが多いイメージ。でも今日は牛の方にはいきません。冷川に沿った街を見下ろしながら歩きます。

駅から出て割とすぐに、最初の見所が。

北条宗時の墓かもしれないと伝えられている墓。

鎌倉殿の13人、ちゃんと見ておけばよかったなぁ。片岡さんが演じていた、主人公のお兄さんだそうです。序盤に亡くなっている。

石橋山の合戦で敗走の途中、狩野茂光と共に、他の人達と別行動をして、その際に二人共討ち取られたとのこと。「早川」で討ち取られたと記録には残っていますが、ルート的に「早川」は「冷川」の誤記なのではないか、冷川の近くにそれらしい二人分の立派な墓があるし……という感じらしいです。

そこから橋を渡り、山に沿って2kmほど歩きます。

遠く見える陸橋は、伊豆縦貫道ですね。あのすぐ近くまで行くようです。

街へ降りてきて、天地神社へ。

でっ……かいクスノキ! トトロいそう。

祀られているのは天津彦彦火瓊瓊杵命(あまつひこひこほのににぎのみこと)。富士宮浅間大社に祀られていた、木花咲耶姫の旦那さんですね。

三種の神器を携えて、高天原から大地に降り立った、稲作の神様。日本神話では、ニニギノミコトコノハナサクヤヒメの子孫が天皇家に繋がるともされています。

隣接している公園の遊具がなかなかパンキッシュで気に入りました。秘密基地みたい。

そして、少しだけ歩くと、平井不動尊

ひっそりと立つお不動様でした。岩肌からの湧き水が、パイプを通って下に落ちていきます。静かで良い。寒くなければ、ずっとここでぼーっとしていたい。

五大明王の中心、明王の中の明王であり、怖い顔をしているお不動様のご真言(中呪)は、

「のうまく さんまんだ ばさらだん せんだんまかろしゃだ そはたや うんたらた かんまん」

なのですが、「うんたらた」で急にワルツになってしまうのがちょっと可愛くて好きです。

 

先に進もうと歩いていると

スイセンの季節ですね。華やかな香り、星型の花。ニラに似た葉っぱ。大好きです。

そして、有毒物質リコリンの持ち主です。花のない時期にニラやノビルと間違えて食べる中毒事例が昨年も多数ありました。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/770370

https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/shoku/syokuei/shokucyudokuinfo/suisen.html

https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=45470

リコリスの異名を持つヒガンバナ属が有する毒ですね。あまり詳しくないのですが、リコリス・リコイルのアイキャッチヒガンバナを口に咥えているイラストが使われて、真似しないようにと注意喚起が盛り上がってました。

 

さて、柿渋川の堤防に出ました。日当たりのいい道を、のんびり歩いていきます。

季節になれば桜並木がきれいだろうな。せせらぎの音が気持ちいい。このぽかぽかの土手で日がな1日寝っ転がっていたい。そう思ってたら、土手で絵手紙を描いていらっしゃるご婦人の姿があってほっこりしました。

菜の花も咲きだして、春は遠くないですもんね。

 

にこにこしながら歩いて、ふと川の反対側を見ると

???

春は遠くないとはいえ、もう変態が沸いているのかと思った。マネキンでした。びっくりした。

あれには小鳥たちも驚くでしょう。カカシ恐るべし。

 

川からそれて、柏谷公園へ。スポーツ公園となっていますが、弥生時代の遺跡である、柏谷横穴群を含んでいます。

墓地だったそうです。奥から詰めていって、最後の方の新しい遺体は火葬されていたとか。葬送の方法が変わっていった様子がわかるそうです。

穴の前のスペースでは、土器などが出土していて、穴に遺体を収める前に、お葬式を行っていたことがわかったらしい。

弥生時代って……すごいな……邪馬台国の時代だもんな……

ネアンデルタール人が葬儀をしていた話は聞いたことがありましたが、もっと身近なところでそういう、死に対する概念が完成していたことを感じるのって、不思議な気持ちです。

公園を出て、六萬部寺へ向かいます。日蓮宗のお寺ですね。日蓮宗のお寺が多い気がするのは、やはり鎌倉時代の色々が関係してるんでしょうか。わからんけど。

源頼朝が、父祖の哀悼と源氏の再興を祈願して、法華経六萬部を埋納したという経塚。元々は円墳だったものを利用したと言われています。信心深いような、罰当たりなような……いや、頼朝さんにしてみたら、昔の人より今のことだもんな。うん。

最後に、正福山慶音寺に立寄ります。そのあと、伊豆箱根鉄道伊豆仁田駅に向かえばゴールです。

そう、この辺の地名、仁田って言うんですよね。そして、鎌倉殿の13人に、仁田忠常という伊豆の武士が出てきます。確かとても可哀想な役回りの人だったと思います。仁田忠常さんのお墓は、この慶音寺にあるようです。

そして、ここからすぐの、伊豆仁田駅でゴール。

気温は低くても日当たりはよくて、いつもお仕事で走り回っている地域とはまた別の、函南町の色んなところを見られました。楽しかったー!

 

来週は、遠出の予定が入ってしまったのでたぶんお休み。

その分リングフィットでもやって、本番に備えたいと思います!

1/21 さわやかウォーキング@伊豆長岡

こんにちは。ほべとと申します。

伊豆箱根鉄道に乗って、さわやかウォーキングに参加してきました。

 

いいですね伊豆箱根鉄道

ラブライブのラッピング列車や、ハロウィン電車が走ったりする、単線の電車です。

いろんな企画もやっているようで、鎌倉殿の13人に合わせたPR動画も。

https://twitter.com/izuhakone_13/status/1475634857493823488?t=UkfqkLapdWoYHZldbQI-Iw&s=19

このPR動画のわちゃわちゃした感じすごく好き。ストーリー編もあったのだけどもう見られないのかな。

推しは牧之郷さんです。

 

時間帯 10〜14時

気温 8〜9℃

天気 曇

 

【装備】

速乾インナー(長袖)

フリース上着

レインウェア(上のみ。防水と防風の兼用)

トレッキングパンツ

靴下(薄手、厚手の2枚重ね)

ウォーキングシューズ

 

さて、伊豆長岡駅に到着。

反射炉といちご、温泉の街のイメージがあります。

前回参加した富士宮のときと違って天気がいいので、参加者も多い。休憩ポイントで他の方とお話するのが楽しかったり、迷う心配がないのは嬉しいのですが、ちょっと人が多くて歩きにくいので、コンビニに寄って水とプロテインを買いました。同じ電車に乗ってきた人が一斉に歩き始めるので、スタート付近はちょっと混み合ってしまうのです。時間調整して出ると、いい感じにみんな先にいってくれていました。

そういえば、スタート地点でこんなものをもらいました。どちら様……?

 

そのままのんびり歩きます。

白菜の手前に、白い小さな花がたくさん咲いています。ナズナですね。ペンペン草とも呼びます。ハート型の葉をちょっとだけ剥いて宙ぶらりんにして、くるくる振ると、ぺぺぺぺと音がするやつ。

 

せり、なずな、

ごぎょう、はこべら、

ほとけのざ

すずな、すずしろ、

春の七草

 

五七五七七で覚えた、春の七草の1つです。

 

韮山反射炉に到着。マップを見せるとイベント割引になるところがコース上にいくつかあって、ここで甘酒を買いました。まだあまり身体があったまってないので染み渡る……せっかく来たので、見学して勉強します。コースマップ割引で、韮山反射炉と後で行く江川邸のセット入館券を買いました。

 

韮山反射炉は、江川さん(さっきもらったチケットの人かな)と言う幕末の代官が作ったとのこと。ペリー来航で国に危機が訪れる中、蘭学に精通していた江川さんが軍備増強を目指し、国産の大砲を作るための大量の鉄の加工用に設計したそうです。耐熱レンガでできていて、ドーム状の炉で熱を反射し高温融解を可能にしたと。

作った大砲は江戸に運ばれ、海に作った「台場」に設置したとか。まさか我らがお台場の原型を作った方だったとは。どちら様とか言ってすみません江川さん。

 

詩碑の近くに、なんだか心惹かれる植物が。アーチ状に連なった小さなつぼみないしは実、冬でも葉のある常緑低木。アセビでしょうか。花がないので確証はもてませんが。花のあるときにもういちど来ようかな。

私の推し毒であるグラヤノトキシンは、アセビやネジキといったツツジ科の植物で作られます。アセビを「馬酔木」と書く由来でもありますね。海外では、これらの花から集めた蜂蜜が「トべる蜂蜜」として作られているとか。

 

瞑想中グラッときて、焦って儚げな花をねじ切る

 

(迷走神経刺激、グラヤノトキシン、アセビシャクナゲ、ハナヒリノキ、ネジキ)

 

反射炉の奥にある庭にはロウバイが咲いていました。

蝋細工のように艶のあるぽってりした花が可愛いです。

大砲の鋳造にも使われていたであろう川。

反射炉の周り、綺麗なところたくさんあるなぁ……展望台に登ると、晴れてれば富士山も見えたりするようです。

 

さて、のんびりと見学して、コースにもどって歩きます。

もう水の張ってある田んぼ。田んぼって、どの季節に見ても美しくて好きです。

そういえば田んぼの「んぼ」って何でしょうね。音が可愛い。今度調べます。天穂のサクナヒメのことを考えながら歩を進めます。

 

次の目的地に向かう途中のあぜ道を何気なく見たら

!?!?!?

これ……もしかして……もしかして……!?!?

いやでも花がないから判別できない……日陰になっている場所に生えてて、葉の形はものすごく似てると思うのだけど!! テンションが一気に上がりました。

ゴールデンカムイでも出てきましたね。ニリンソウと間違えやすい、植物毒の女王様。写真の植物は、そのトリカブトによく似ています。ヨモギやモミジガサとも間違えやすいそうですが、葉の形が違いますね。ただ、ニリンソウとの違いは私にはわからん。

少し前に、コロナに対してのトンデモ科学で「ヨモギとハチミツで天然のイベルメクチンをホームメイド」という、どこからツッコんだらいいのかわからないツイートがありましたが(すぐに削除されたようです)、「天然のイベルメクチンを信じる人はヨモギトリカブトを見分けられるのだろうか……」と心配した覚えがあります。

毒性物質アコニチンを産生するトリカブトは、意外にも園芸種が多くて、割と簡単に手に入ります(扱いに注意は必要ですが……)。いやー畦道に自生してる本物だとしたらいいもの見たぞ! 今度有識者に写真見てもらおう。

そして、次の目的地に到着。

本立寺。日蓮宗のお寺です。

ここも、江川さん繋がりですね。日蓮宗にはあまり詳しくないのですが、「妙法蓮華経」を重んじるらしい。般若心経なら唱えられるのだけど、もしも地雷だといけないので、簡単に参拝して後にします。

仏教も勉強したい。勉強したいものが多すぎる。

 

お次は、江川邸へ。

江川さんちです。西郷どんのロケにも使われたそうな。建物や蔵の一部がしっかり残っています。

江川家の人々って、ここまでで、ものすごく仕事できるエリートのイメージだったのですが、江川さんちの誰かが描いた絵の中に大あくびをしている女の人なんかがいて、急に親しみがわきました。

江川邸を後にして、韮山城址に登ります。

本丸から下界を一望。近くの韮山高校から吹奏楽の音が聞こえました。曲輪とか堀切とか、色々残っています。

今川氏の客将、伊勢氏(のちに北条を名乗る)の建てた城だそうです。小田原城の人かな。

残念ながら日本史には詳しくない。高校時代、理屈で導き出せる地理を選択していました。

 

山を降りて、韮山の駅の方向へ。なんと、パン祭りをやっていました。最初にもらったチケットは、このためのものだったのか。

人が多くて写真は取れなかったのですが、広場で色んなパン屋さんがお店を出していました。江川さんが日本で初めてパンを焼いたのが由来らしい。なんでもやるね江川さん。反射炉作って、大砲作って、お台場作って、お寺作って、パンまで作ってしまうとは。すごい人です。

うっかりたくさんパンを買ってしまいました。

パンをわさわさしながら、伊豆長岡駅まで戻ってゴール。

じっくり見学してしまったので、距離の割に時間がかかりました。でも、初めは「どちら様……?」だった江川さんについてたくさん学べましたし、色んな植物を見ることができました。

次も、明日の朝ごはんのパンも、楽しみだなー!

1/14 さわやかウォーキング@富士宮

新年始めまして。ほべと と申します。

1/14開催のJRさわやかウォーキングに参加してきましたので備忘録をば。

 

時間帯 10〜13時

気温 9〜10℃

降水量 0.5〜1mm

 

【装備】

速乾Tシャツ(半袖)

フリース上着

レインウェア(上のみ。防水と防風の兼用)

トレッキングパンツ

靴下(薄手、厚手の2枚重ね)

ウォーキングシューズ

 

JR身延線富士宮駅南口スタート。

生憎の雨降りで、富士山が見えないのは残念です……

雨のせいか他の参加者も少ないので、のんびりと歩きます。

街中をまっすぐ進んで、川沿いに出ました。

カモがいっぱいいました。

可愛いなぁと思いつつも、鳥インフルエンザの季節なので、素直に喜べない自分がいます。

潤井川から分岐する、星山放水路に沿って南下します。

途中に、製蝋工場がありました。富士宮市にそんなものがあったとは知らなかったです。業界シェア率がかなり高いらしい。

蝋燭にはいつもお世話になっております。火がやわらかくて好き。

民家が減ってきたあたりで橋を渡ると、道が上下に分岐しています。

ここをまずは右に登ります。

大悟庵です。

神社にお参りし、しばらく休憩して、先に進もうと思ったら、そこに

ヤツデが生えていました。

大きく、特徴的な葉なのでわかりやすい。

ヤツデとは言いますが、葉は奇数に分かれます。

形が人の手に似ているので、人を招くということで商業的に縁起が良いそうです。

そして、毒タイプです。主な有毒物質はサポニンですね。

語呂合わせは

 

サポート人は奇行が見所の不可思議な奴で東大出なのに、暇なときはようケツ出してちょっと手に負えん

 

サポニンを持つ植物:キキョウ、オニドコロ、フサフジウツギ、ヤツデ、トウダイグサ

症状:麻痺、溶血(→血尿)、腸炎

 

サポート人(サポニン)は奇行(キキョウ)が見所(オニドコロ)の不可思議(フサフジウツギ)な奴で(ヤツデ)東大出(トウダイグサ)なのに、暇(麻痺)なときはようケツ(溶血)出してちょっと手に負えん(腸炎

 

さて、大悟庵を後にし、先程の分岐を左に下り橋を渡ると、長い上り坂に入りました。

個人的には、上り坂では歩くテンポは崩さず、歩幅を小さくして歩いています。テンポを崩すと肺がついていかないので。

正しいかどうかは知らん。

坂を登り切ると、富士宮の街がよく見えました。晴れてたら富士山が最高だったんだろうなぁ……

坂を下って、再び街中へ。

日蓮聖人、こんにちは。お元気ですか。

今でこそ聖人と呼ばれる人たちだって、生きるの大変だったんだから、一般人の我々がヒィヒィ言ってるのも当たり前だよね。

 

お寺の外に出て、高架で線路を渡りました。

ゆるやかに坂を上って、城山公園を突っ切ります。

これから行く浅間大社から富士山への登山道の側にある公園のようです。

修験者たちは浅間大社で身を清めてから、このへんを通って登ったのだなぁ。

いつか登ってみたいもんです。

 

浅間大社の裏庭を抜けて

そして、高砂酒造の酒蔵へ!

今日のお酒を買ってきました。

ヨーグルト酒などという気になるものもありましたが、冷蔵輸送できないので断念。

お酒も勉強してみたい。量が飲めないので飲み比べができなくて、未だに飲んだときの「好き」「苦手」しかわからん。自分の好みが知れたらもっと面白いんだろうな。

 

高砂酒造の向かいに、

牛がいました。ここはお肉屋さんのようです。

体高はまだまだ子供なのに、お乳はしっかりしている……出産済か……? どういうタイミングで人工授精を……?

……深く考えないことにします。

 

浅間大社門前町でしょうか、商店街を歩いていると、不思議なお店「文具の蔵Rihei」が。

川の上にお店を作ったそうで、建物の中に橋があり本物の川が流れてる!こんなの初めて見ました。

店の裏には古い蔵があって、そちらも素敵でした。

オリジナルのインクシリーズ「宮洋墨(みやインキ)」も売っていて、思わず購入。万年筆使うのが楽しみです。小学校とコラボして新色を作ったり、色々やっているみたいで面白かった!

 

浅間大社の目の前のお宮横丁で、富士宮焼そばを頼みました。

これ、大盛り頼んだんですが、恐ろしいことにするする入ってしまい、もう一皿大盛りいける……なんなら余裕ある……とおののいていました。

富士宮焼そばはコシが強くて、しっかり食べてる感があるはずなんだけど……空腹が過ぎる……

お昼のあとに、浅間大社へ。

主祭神は、大神プレイしたことのある方なら覚えの有りそうな、木花之佐久夜毘売命コノハナサクヤヒメノミコト)。

ニニギノミコトの元へ嫁いだ絶世の美女ですが、共に嫁いだ姉のイワナガヒメは醜く、恐ろしくなったニニギノミコトイワナガヒメを実家に返してしまいました。イワナガヒメがいれば、岩のように強靭な永遠の生命力を手にできたのに、彼女を返してしまったせいで、ニニギノミコトは人と同じ寿命しか得られなかったとのこと。

さらに、旦那であるニニギノミコトとのワンナイトラブのみでめでたく身ごもったために旦那から不貞を疑われ、逆ギレしたコノハナサクヤヒメが覚悟を見せるために産屋に火を放ってそこでお産をしてみせたという話も。

美しく生き儚く散ったコノハナサクヤヒメ、そりゃ愛されるだろうな。そしてニニギノミコトはほんとろくでもねぇ男だな。

 

境内にある湧玉池は、禊の場でもあったとのこと。

水量と透明度がとんでもなかった。綺麗な場所でした。

 

浅間大社から富士宮駅の北口へ向かい、ゴール。

一日を通して富士山は見えませんでしたが、綺麗な富士山は仕事で知っているので、今日はよしとします。

久しぶりのウォーキング、楽しかったー!

銭湯でのんびりして帰ります。

高砂に合うおつまみ探すの、楽しみです!

皆もすなる日記といふものを

 

私もしてみむとしてするなり。

 

 半分、投稿テストになります。

 「ほべと」と申します。

 

 お散歩と学ぶこととゲームが好きです。

 仕事の息抜きに、少しずつ書けたらいいな