1/14 さわやかウォーキング@富士宮
新年始めまして。ほべと と申します。
1/14開催のJRさわやかウォーキングに参加してきましたので備忘録をば。
時間帯 10〜13時
気温 9〜10℃
降水量 0.5〜1mm
【装備】
速乾Tシャツ(半袖)
フリース上着
レインウェア(上のみ。防水と防風の兼用)
トレッキングパンツ
靴下(薄手、厚手の2枚重ね)
ウォーキングシューズ
生憎の雨降りで、富士山が見えないのは残念です……
雨のせいか他の参加者も少ないので、のんびりと歩きます。
街中をまっすぐ進んで、川沿いに出ました。
カモがいっぱいいました。
可愛いなぁと思いつつも、鳥インフルエンザの季節なので、素直に喜べない自分がいます。
潤井川から分岐する、星山放水路に沿って南下します。
途中に、製蝋工場がありました。富士宮市にそんなものがあったとは知らなかったです。業界シェア率がかなり高いらしい。
蝋燭にはいつもお世話になっております。火がやわらかくて好き。
民家が減ってきたあたりで橋を渡ると、道が上下に分岐しています。
ここをまずは右に登ります。
大悟庵です。
神社にお参りし、しばらく休憩して、先に進もうと思ったら、そこに
ヤツデが生えていました。
大きく、特徴的な葉なのでわかりやすい。
ヤツデとは言いますが、葉は奇数に分かれます。
形が人の手に似ているので、人を招くということで商業的に縁起が良いそうです。
そして、毒タイプです。主な有毒物質はサポニンですね。
語呂合わせは
サポート人は奇行が見所の不可思議な奴で東大出なのに、暇なときはようケツ出してちょっと手に負えん
サポニンを持つ植物:キキョウ、オニドコロ、フサフジウツギ、ヤツデ、トウダイグサ
症状:麻痺、溶血(→血尿)、腸炎
サポート人(サポニン)は奇行(キキョウ)が見所(オニドコロ)の不可思議(フサフジウツギ)な奴で(ヤツデ)東大出(トウダイグサ)なのに、暇(麻痺)なときはようケツ(溶血)出してちょっと手に負えん(腸炎)
さて、大悟庵を後にし、先程の分岐を左に下り橋を渡ると、長い上り坂に入りました。
個人的には、上り坂では歩くテンポは崩さず、歩幅を小さくして歩いています。テンポを崩すと肺がついていかないので。
正しいかどうかは知らん。
坂を登り切ると、富士宮の街がよく見えました。晴れてたら富士山が最高だったんだろうなぁ……
坂を下って、再び街中へ。
日蓮聖人、こんにちは。お元気ですか。
今でこそ聖人と呼ばれる人たちだって、生きるの大変だったんだから、一般人の我々がヒィヒィ言ってるのも当たり前だよね。
お寺の外に出て、高架で線路を渡りました。
ゆるやかに坂を上って、城山公園を突っ切ります。
これから行く浅間大社から富士山への登山道の側にある公園のようです。
修験者たちは浅間大社で身を清めてから、このへんを通って登ったのだなぁ。
いつか登ってみたいもんです。
浅間大社の裏庭を抜けて
そして、高砂酒造の酒蔵へ!
今日のお酒を買ってきました。
ヨーグルト酒などという気になるものもありましたが、冷蔵輸送できないので断念。
お酒も勉強してみたい。量が飲めないので飲み比べができなくて、未だに飲んだときの「好き」「苦手」しかわからん。自分の好みが知れたらもっと面白いんだろうな。
高砂酒造の向かいに、
牛がいました。ここはお肉屋さんのようです。
体高はまだまだ子供なのに、お乳はしっかりしている……出産済か……? どういうタイミングで人工授精を……?
……深く考えないことにします。
浅間大社の門前町でしょうか、商店街を歩いていると、不思議なお店「文具の蔵Rihei」が。
川の上にお店を作ったそうで、建物の中に橋があり本物の川が流れてる!こんなの初めて見ました。
店の裏には古い蔵があって、そちらも素敵でした。
オリジナルのインクシリーズ「宮洋墨(みやインキ)」も売っていて、思わず購入。万年筆使うのが楽しみです。小学校とコラボして新色を作ったり、色々やっているみたいで面白かった!
これ、大盛り頼んだんですが、恐ろしいことにするする入ってしまい、もう一皿大盛りいける……なんなら余裕ある……とおののいていました。
富士宮焼そばはコシが強くて、しっかり食べてる感があるはずなんだけど……空腹が過ぎる……
お昼のあとに、浅間大社へ。
主祭神は、大神プレイしたことのある方なら覚えの有りそうな、木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)。
ニニギノミコトの元へ嫁いだ絶世の美女ですが、共に嫁いだ姉のイワナガヒメは醜く、恐ろしくなったニニギノミコトはイワナガヒメを実家に返してしまいました。イワナガヒメがいれば、岩のように強靭な永遠の生命力を手にできたのに、彼女を返してしまったせいで、ニニギノミコトは人と同じ寿命しか得られなかったとのこと。
さらに、旦那であるニニギノミコトとのワンナイトラブのみでめでたく身ごもったために旦那から不貞を疑われ、逆ギレしたコノハナサクヤヒメが覚悟を見せるために産屋に火を放ってそこでお産をしてみせたという話も。
美しく生き儚く散ったコノハナサクヤヒメ、そりゃ愛されるだろうな。そしてニニギノミコトはほんとろくでもねぇ男だな。
境内にある湧玉池は、禊の場でもあったとのこと。
水量と透明度がとんでもなかった。綺麗な場所でした。
一日を通して富士山は見えませんでしたが、綺麗な富士山は仕事で知っているので、今日はよしとします。
久しぶりのウォーキング、楽しかったー!
銭湯でのんびりして帰ります。
高砂に合うおつまみ探すの、楽しみです!